人魚の入江にて、マドロックと会う。
前にマドロックに助手の解雇を告げて、
そして戦争前に一回顔を合わせたきりだった
相変わらず何もかわらないようでなによりである
クロードとレイシャもやってきて、色んな話をしたのだよねえ。
クロードはエルムの護衛さんらしい、
エルムはこっちにいるのかな?ずっと顔をあわせてないなあ。
レイシャとマドロックは相変わらず仲が良いみたいだ。
ウメノキも途中でやってきて、私達の話になる。
話をしていて、レイシャとマドロックの事に口を出しすぎた事を思い出す
ウメノキは街にかえるらしい、ちょっとびっくりしたが…
いってらっしゃいと送ろう。
寂しいと言う気持ちは伝えられなかった
薬草についてしらべてるとウメノキが島の植物を育てる為に呼んでいた
イーニッドさんに出会う。
ウメノキの話に便乗させてもらう形で、
わたしも「スイカの種」の育て方と、「薬草について」
相談にのってもらった。
伝説のスイカと呼ばれた物は、他国でもあるものではあるが
大変貴重で、育てるのも難しいようだ。
土にうえりゃあいいってもんじゃないらしい、
脱脂綿に水を含ませ、その上で種を育てるのが効果的のよう。
SEAで薬草を育てる件について、少しだけ相談。
私は頭の中でぐっちゃぐっちゃしすぎていた様…
脳内はこれだ。
開拓村!→魔力茸も手に入れた!→街で薬草育てたらいいじゃん!
→したら冒険者達も休まる場所になるじゃん!
→村としても非常に安定するかも
→育てるならもうすぐ冬だし、薬草調べるついでにこっちで栽培!
と、色んな事を考え考え考えて、もう頭がごちゃりとしていたようだ。
きちんと答えがでていない内にヒバリに相談したのは申し訳ない事をしたなあ。。…
冬の感染症もどんなものが流行するかというのは
学会からの情報である程度の目星はついていたとしても、
この街はイレギュラーが多いのであった。
いざ薬を、いざ処方を、診療を…と
思ったとき、購入するのが早いし、育てる事にこだわりすぎていた部分があった。なんだか色々と紐解かれて行く気分だ
まずは、スイカを育てよう。
これはやっても良い事案である。
スイカを手に入れた、村が受け入れられないと言う人たちにとっても
村の人たちにとっても、また冒険者たちにとっても。
そして純粋にわたしもたべたい。
変に理由づけるのはわるいくせだ。
わたしはたべたい。
イーニッドさんに感謝を、
丁寧な仕事をしてくれて、本当にたすかった…。
私の話をだまってきいてくれた。
SEAの植物のレポートを渡してくれた。
…一つだけみつけた、シーアマチャヅルという
SEAだけでしか育たない、植物を見つける。
これは傷薬にもなるし、呼吸器官の炎症を止める薬になるのだ。
父がつかっていた、薬草だった。
今までやって来たこと、あった、
いろいろ悩んだが、これは育てようと思う。