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港街にある、翠色の屋根の倉庫診療所
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街に帰って来た。

じめっとして、身体にまとわりつく様な暑さから
逆に乾いた空気がそのじめっとしたものを落としてくれた気がする

街の暮らしを忘れてるんじゃないかとおもって心配したが
やっぱり自分は街の人だね
1日もたてば、身体に染み付いてる

診療所の掃除をして、今まで使ってた道具もキレイに掃除
銀の匙の替えをだして、ピカピカになるまで磨くと
その銀の匙に自分の顔が映る

自転車のブレーキが少しきかなくなっていて、
港町のおじさんに声をかけると、オイルをぬってなおしてくれた
ありがとうというと、大した事じゃねーよ(笑)みたいにわらったのをみるのとか
八百屋の頑固おじさんの元までかえってきたよ〜と報告に顔をだしたら
「お前の顔なんてわすれたわい」と言われたけど、
でもお茶とかだしてくれちゃったり。

街に帰ってきた。
丁寧に頑張っていこう。

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街に帰ると、いうことで開拓村の人にバイバイをした
まったなー!という声に送り出され、
こういう明るい声っていい!!

よし、頑張ろうと思い一歩を踏み出す。
するとサザが声をかけてくれて、ひゃっほおお!と抱き締めあう。
最近どうだった?とか、元気してた?とか。
こういう話っていいよね!という話。
久々にあうと、話に花が咲いてしまいそうだ。

サザは凍土で怪我人に追われていたらしい、
だよなーー。忙しいよなー
レイシャが海につれてきてくれたみたい。気分転換できてるようでよかった。

開拓村によかったらいってみたら?と声をかけた
そのときジャングルを通るから一人じゃあぶないかもと言う話
私には護衛がいたから大丈夫だったけど、一応注意喚起。
だけど注意注意ばっかじゃ、つかれちゃうよねえ
コテージの人が、送ってくれるよとおすすめをした。

ヒバリが前にいっていたように、サザも疑問にも思ってた事で
護衛の人をやとって、自分のせいで誰かが傷つくの怖くない?という質問をされた
正解はわからんが、傷つけたことがきっかけで理解できたこともある

私はメイスを信じてたし、それが仕事だといいつづけてくれたから
ずっと甘えてきた。
いざ別れると思ったらこの様である。

今までいてくれたありがたみをしったら、
そんで今まで痛みをどれだけ受けてくれてたのかなと思ったら
胸がひきちぎられそうにもなった

けれどもしサザが行きたい道があるのなら、
誰かが甘えさせてくれるなら、甘えてしまってもいいとおもう
結果論だけど、今私はそうおもう
だって好きな事させてもらえて、わかったこともあるからね
そんで手に入れた物もある
何もしなかったときよりだいぶ理解もできてる
医者としてどうなのかとも思うが、私はよかった。

サザにはずかしいところをみせたが、よかったと思う
もうこういうことは出来る限りなくしていくよーーー

さあ、街にかえろう!
サザは同じ医者仲間、何か困った時護衛ではないけど
力になるよ、できることならね!

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十六夜の日
月が空の島を明るく照らす時、
空に浮かぶ島は月の様に光を帯びて
地上からは月が2つ浮かぶ姿が見えるだろう


嵐の夜
空の島に昇ると、地上からは見えなかった月がくっきりと大きくみえた。
メイスと一緒に空の島に昇って、薬草探しをした。
伝承の話をしていると、辺りの草花が月の光の粒のように
淡く光って、辺りを照らした。
気温がぐっと低くなって、メイスとくっついて互いを温めあった。

この花を持ち帰るために、メイスが手を尽くしてくれるが
とても繊細な花で強い力を与えると崩れて壊れてしまった。
花に触れるとすっごく冷たい。
手を傷つけるわけにはいかないと、メイスが代わりに花にふれてくれたりした。

色んな手をつくしてみたけれど、時間がきてしまって
花から光はきえてしまって、残ったのはメイスと私。
もう帰らなきゃいけないので、契約をどうするかの話。

別れたくないよーーー><と叫べばどうにかなるものでもない
メイスは傭兵の道を極めると昔いっていた
仕事がないのに、自分の我侭で近くに居てもらえないよね。
それに私もだいぶ、…いや、かなりメイスに情がある
だったらば、ここで別れるのが一番良いなとおもった。

一緒にたべたマンゴー
首をかしげたときに、さらっとなびく綺麗な髪
笑った顔
明るくなりたいなといったときの顔とか

そして彼女はまちがいなくプロフェッショナルな傭兵。
彼女をやとって本当によかった。

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ウェネーフィカとカンタックに会う
ウェネーフィカはウミウシを使い魔にするために
魔法陣を形成していた。

カンタックは一度街にもどったみたい。
街は相変わらず、変わりはないようだけど怪人がでてるらしい。
開拓村に居ると、街の情報が遅れて来る。
よく考えれば、もう10月だ。

ウェネとカンタックがウミウシに魔力を送ると、
ウミウシは空に浮いて、言葉を使い始めた。
大変謙虚な方で、ウェネの剣や盾になって行きたいと言っていた。
コレから、ウミウシさんがウェネの近くに居て、支えあって生きていくのだと思う
私とカンタックも主の友としてこれからも宜しくとお願いされた。

なんやかんや話をしてる内に、
ずっと気になってた、カンタックの腕の話をしてしまった。
カンタックの好きにするのが一番いいと思っていたけど、
カンタックは怪我を人の代わりに受ける事が多いタイプだと思ってる。
自己犠牲のつもりはないのも分かってるし、
守る為としての手段としての行動なのも勿論わかっている。
受けることはカンタックの優しさだとも感じてるけど、
だけど受けすぎられるのもこっちとしては困りものである。

抗ってほしいし、何よりも自分を大切にしてほしい。
そして人を守ることをしたいのであれば、腕はやっぱりつけるべき。
自分への戒めとして、と言っておったがそれでは本当にしたいことができなくなってしまうし
逆に自分のしたい事への遠回りとなってしまうのではないかと感じた。

そして、受ける事以外の道も探して欲しいとも思う
受けてしまうと本当に自分の物となってしまうから、自分が耐えられなくなってしまうよ
そして、私も治療することができなくなってしまう…
目の前の存在というものを大切にするカンタックだから難しいと思うけど
どうか、行く道が照らしてくれますように。

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生まれて初めてのプロポーズ。
断ってしまった。

一緒にきたときのコテージでみた表情と

違う表情を見るとなんだかちょっぴり切なく思う。

私はやっぱり自分だけのものにしたかったのだと思った。

何が変化をさせたのだろう、と考えたが自然なことだなともおもったり

メイスに書き置きを残し、空の島へ行くことを。
そして地に足をつけ、また街で。


■トレイルへ手紙
■芽がでたらイーニッドさんへ手紙

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