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港街にある、翠色の屋根の倉庫診療所
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8月◯ 日

船上民の村祭りがやっていると聞いて、ちょろっと顔を出してみると
イヴェルがいた。
戦争の時、アートの解毒時にあった依頼であったから
一ヶ月ぶりであるか。
久々に会えた顔はやっぱりうれしい。
ウェネーフィカ、ウメノキもきて、そしてウメノキの護衛の一人バング、
皆で一緒に祭りをまわる。

いかっぽいのとか、果実酒っぽいジュースとか、えびっぽいのとか
みんなでわいわい。
ウェネとバングの話をすこしきく。

私は色々経験して、楽しんだり遊んだりしたほうが
やっぱり人に与えられるものも多くなれるし
何より自分の人生が潤うと思っている

思っていても、実際やるのはむずかしくもあるけれど
きっと簡単なこと、前にライブラがいってたことをおもいだした


祭りの後、イヴェルが空の島にいきたかったけどいけなかったー
なーんて話をしてたから、
祭りのあとに、空の島へ続く転送陣にのってみた。

するとプロテアがいた。

気球で明日街にかえってしまうらしい。
街のお土産を探しにきたらしい。
やんややんやと話をして、結構思い切って話をした気がする
わたしたちはやっぱり友達であるよ〜

プロテアもそう思ってくれたのか、…どうかはわからんが
猫の面を外した姿を初めてみた。
赤面の可愛い顔であった

プロテアが乗せてくれた気球は空高く飛び上がって
満天の星空に近づけた
手をのばせば、星がつかめそうで
その時にきいた話をとても嬉しく思う



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