ウェネーフィカとカンタックに会う
ウェネーフィカはウミウシを使い魔にするために
魔法陣を形成していた。
カンタックは一度街にもどったみたい。
街は相変わらず、変わりはないようだけど怪人がでてるらしい。
開拓村に居ると、街の情報が遅れて来る。
よく考えれば、もう10月だ。
ウェネとカンタックがウミウシに魔力を送ると、
ウミウシは空に浮いて、言葉を使い始めた。
大変謙虚な方で、ウェネの剣や盾になって行きたいと言っていた。
コレから、ウミウシさんがウェネの近くに居て、支えあって生きていくのだと思う
私とカンタックも主の友としてこれからも宜しくとお願いされた。
なんやかんや話をしてる内に、
ずっと気になってた、カンタックの腕の話をしてしまった。
カンタックの好きにするのが一番いいと思っていたけど、
カンタックは怪我を人の代わりに受ける事が多いタイプだと思ってる。
自己犠牲のつもりはないのも分かってるし、
守る為としての手段としての行動なのも勿論わかっている。
受けることはカンタックの優しさだとも感じてるけど、
だけど受けすぎられるのもこっちとしては困りものである。
抗ってほしいし、何よりも自分を大切にしてほしい。
そして人を守ることをしたいのであれば、腕はやっぱりつけるべき。
自分への戒めとして、と言っておったがそれでは本当にしたいことができなくなってしまうし
逆に自分のしたい事への遠回りとなってしまうのではないかと感じた。
そして、受ける事以外の道も探して欲しいとも思う
受けてしまうと本当に自分の物となってしまうから、自分が耐えられなくなってしまうよ
そして、私も治療することができなくなってしまう…
目の前の存在というものを大切にするカンタックだから難しいと思うけど
どうか、行く道が照らしてくれますように。
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